ユキコサギ
基本データ
- 和名:ユキコサギ
- 学名:Egretta thula
- 英名:Snowy Egret
- 分布:北米、南米
- 全長:56〜66cm
- 体重:375g
- えさ:魚類、甲殻類、昆虫、爬虫類
特徴
ユキコサギのクチバシはほっそりとしている。クチバシの色は黒色である。脚は長くて黒色である。クチバシの根元の部分は黄色いが、繁殖期になると赤色になる。また、繁殖期には頸と背面に飾り羽がつく。幼鳥は成鳥に似ているが、幼鳥のクチバシの根元は青白い色をしているという違いがある。
エサ
主なエサは魚類や甲殻類、昆虫、小さな爬虫類などである。採食は水場の浅瀬で行われる。
繁殖
繁殖期にはコロニーが形成される。樹上に枝を集めて巣がつくられる。メスは3〜4個の楕円形の卵を産卵する。孵化した雛は20〜25日間過ぎると巣立ちする。
その他
かつてユキコサギは絶滅の危機にあった。飾り羽が商用として用いられ、乱獲が行われたからであった。だが、アメリカ合衆国に保護されたあと個体数は回復している。
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