ヤンバルクイナ
基本データ
- 和名:ヤンバルクイナ
- 学名:Gallirallus okinawae
- 英名:Okinawa Rail
- 分布:沖縄島北部
- 全長:30cm
- 体重:425g
- えさ:トカゲ、両生類、カタツムリ、バッタ
特徴
ヤンバルクイナはほとんど飛ぶことができない。翼や尾羽は非常に短い。クチバシは大きくて、赤色をしており、その先端は白色である。脚やこう彩は赤く、また眼の周りも赤く縁取られている。背面はオリーブ色がかった褐色をしており、下面は黒色であり白色の細い帯が何本も走る。顔は黒色であり、クチバシと眼の間に白色の班模様がつく。
エサ
主食はトカゲ、両生類、カタツムリなどであり、バッタのような大型の昆虫を食べることもある。森林の林床でこれらの食料を捕まえるが、浅瀬で採食することもある。
習性
飛ぶことはほとんどできないが、速く走ることは可能である。地上で過ごすことが多い。ねぐらにするのは樹上である。そうすることでヘビのような捕食者から身をまもる。
繁殖
ヤンバルクイナは一夫一婦制である。巣は地面の上に作られる。巣材は葉っぱや草、シダの葉などである。メスは2〜4個の卵を産卵する。孵化した雛は黒色であり、脚と足は黄色っぽい。クチバシは白く、その先端と基部は黒色である。
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