ヤブシギダチョウ
基本データ
- 和名:ヤブシギダチョウ
- 学名:Crypturellus cinnamomeus
- 英名:Thicket Tinamou
- 分布:メキシコ、コスタリカ、コロンビア、ベネズエラ
- 全長:30cm
- 体重:440g
- えさ:果実、種子、無脊椎動物
特徴
ヤブシギダチョウは主に中央アメリカの湿った熱帯雨林に生息している鳥である。体の上部分は茶色であり、背中から尻にかけて黒っぽい縞模様がついている。体の下部分は薄茶色であり、胸の部分はシナモン色をしている。脚は赤色である。
習性
ヤブシギダチョウは飛行するよりも歩くのを好む。普段は、森の地表で動きをとめて周囲に溶け込んで身を隠している。
繁殖
繁殖の時期は3月から7月である。たいていのシギダチョウ科の鳥と同じように、この鳥も木の根のそばの地表に巣を作る。メスは3〜7個の卵を産卵し、その卵はつやのある紫色をしている。卵が孵化すると雛は自分でえさを探せるようになり、20日後には成長の半分くらいの大きさにまでなる。
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