ウォンガバト

基本データ

  • 和名:ウォンガバト
  • 学名:Leucosarcia melanoleuca
  • 英名:Wonga Pigeon
  • 分布:オーストラリア
  • 全長:38〜45cm
  • 体重:400〜450g
  • えさ:種子、果実、昆虫

特徴

ウォンガバトはふっくらとしたハトである。背面は灰色であり、尾羽はわずかに褐色がかっている。喉から胸にかけて灰色になっているが、そこにはV字型の白色の模様がついている。下面は白色である。頭部の額と顎は白色である。冠羽と上頸は灰色。クチバシは濃い灰色をしていて、根元部分は赤色になっている。眼は暗褐色であり、眼のまわりはピンク色でふちどられている。脚と足はピンク色をしている。雌雄は似ている。幼鳥は胸の部分のV字があまりはっきりしない。

エサ

主食は種子や果実、昆虫などである。地上で採食する。無脊椎動物や落ち葉などを食べることもある。生息地で食料がどれぐらいあるかにもよるが、ウォンガバトはたいてい単独かつがいで採食することが多い。

繁殖

繁殖の時期は10月から1月である。巣は樹木の高いところにつくられる。ほかの動物がつくった巣をウォンガバトが再利用することもある。メスは2個の卵を産卵する。卵は白色をしている。抱卵は雌雄両方の役目であり、それにはおよそ18日間かかる。孵化した雛は20日間ほどで羽毛が生えそろう。


HOMEハト目>ハト科>ウォンガバト
inserted by FC2 system