ワシミミズク
基本データ
- 和名:ワシミミズク
- 学名:Bubo bubo
- 英名:Eurasian Eagle-Owl
- 分布:ヨーロッパ北部、アジア、北アフリカ
- 全長:60〜75cm
- 体重:2.3〜3kg
- えさ:中型の哺乳類
特徴
ワシミミズクはフクロウ類の中で最大種である。羽角があり、オスの羽角は立っていて、メスのそれは寝ている。眼はオレンジ色である。背面は黒褐色である。胸のあたりはまだら模様がついている。雌雄の外見は似ている。
エサ
主食は中型の哺乳類であり、フクロネズミやウサギ、狐、アヒル、鶉などである。また、昆虫や小型のげっ歯類を食べることもある。
繁殖
繁殖においては、岩の裂け目や木のうろなどに営巣する。ほかのフクロウと違って、他の鳥の古巣を営巣場所につかったりはしない。繁殖の時期は2月から4月までである。メスは1〜4個の卵を産卵する。抱卵はメスの役目であり、それにはおよそ32〜35日間かかる。孵化した雛は二ヶ月ほどで飛べるようになるが、それでも親鳥から食料を与えられなければならないでいる。
HOME>フクロウ目>フクロウ科>ワシミミズク