トサカムクドリ
基本データ
- 和名:トサカムクドリ
- 学名:Creatophora cinerea
- 英名:Wattled Starling
- 分布:アフリカ南部
- 全長:19〜21cm
- 体重:70〜75g
- えさ:雑食性
特徴
トサカムクドリの羽衣は主に灰色である。尻は白い。主翼羽と尾羽は黒色である。繁殖期のオスの肩羽は白くなって、頭部の裸域は黄色くなり、額と喉の肉垂が黒くなる。繁殖期以外のオスの頭部は眼の後ろの黄色い裸域以外、羽毛が生える。このときには肉垂は無い。メスと幼鳥は繁殖期以外のオスの色に似ているが、主翼羽と尾羽は褐色である。
エサ
雑食性である。様々な種類の無脊椎動物や種子、果実などを食べる。ぶどう園のぶどうを食べてしまうので、害鳥とみなされることもある。
繁殖
繁殖においては、地上から10mぐらいの高さのところの樹上に営巣する。巣は木の枝でできていて、巣の中には草や羽毛を敷く。メスは3〜4個の卵を産卵する。卵は青白い色をしていて、褐色の班点模様がついている。雌雄で抱卵や雛の世話をする。抱卵にはおよそ11日間ほどかかる。孵化した雛はおよそ13〜16日間ぐらいで離巣する。
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