タニシトビ

基本データ

  • 和名:タニシトビ
  • 学名:Rostrhamus sociabilis
  • 英名:Snail Kite
  • 分布:フロリダ、キューバ、メキシコ、アルゼンチン
  • 全長:40〜45cm
  • 体重:300〜450g
  • えさ:スクミリンゴガイ類

特徴

タニシトビは雌雄で羽色に違いがある。オスの羽色は青みがかった灰色をしている。脚は赤色である。メスの背部は暗褐色であり、腹部は青白い縞がついている。メスの眼の上あたりは白っぽくなっている。脚は黄色かオレンジ色である。翼は長くて幅があり丸みを帯びている。尾羽は長くて尻は白色である。クチバシは暗色で先端が鉤状になっている。

エサ

主食は水棲のスクミリンゴガイ類である。この貝を見つけると水面におりていき、片足で貝殻をつかんで、止まり木までもっていく。その後、先端が鉤状になったクチバシを使って殻から身を取り出して食べる。ほとんどこの貝を食べるが、干ばつの間はカニなどの獲物に切り替える。

繁殖

繁殖の際には、茂みの中や地面の上に巣が作られる。メスは3〜4個の卵を産卵する。


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