タンチョウ

基本データ

  • 和名:タンチョウ
  • 学名:Grus japonensis
  • 英名:Red-crowned Crane
  • 分布:日本、中国、ロシア
  • 全長:1.5m
  • 体重:7〜12kg
  • えさ:無脊椎動物、脊椎動物

特徴

タンチョウはツル類の中で一番体重が重い。脚と頸が長いのが特徴的である。羽衣は雪のように白い。頸は黒色になっていて、冠羽は赤色である。

エサ

主食は無脊椎動物や小さな脊椎動物である。昆虫や水生の無脊椎動物、魚類、両生類などを好んで食べる。植物質よりも動物質の食料が多い。

繁殖

タンチョウは一度つがいになると、その関係は生涯続く。繁殖の際のタンチョウの求愛のダンスは有名である。お辞儀をしたり、頭を振ったり、飛び上がったりといった様々な踊りをみせる。草や枝をくわえて空中に放り投げることもある。繁殖の時期は4月か5月である。水場の近くの草むらに巣をつくる。巣作りは雌雄共同で行なわれる。メスは2個の大きな卵を産卵する。抱卵は雌雄両方の役目であり、それはおよそ29〜34日間続く。孵化した雛は褐色の羽毛に体が包まれていて、すぐに親鳥の後についていけるようになる。


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