スグロムナジロヒメウ
基本データ
- 和名:スグロムナジロヒメウ
- 学名:Phalacrocorax atriceps
- 英名:Imperial Shag
- 分布:南アメリカ南部
- 全長:75cm
- 体重:2.5kg
- えさ:魚類、甲殻類、巻貝、タコ
特徴
体全体は黒色であるが、腹部と頸の前面は白色になっている。眼のまわりは青い。クチバシの根元には黄色い瘤がついている。脚と足は黄色である。冠羽は青くて短い。
エサ
主なエサは魚類や甲殻類、巻貝やタコなどである。水中を深いところまで潜水してこれらのエサを捕まえる。
繁殖
スグロムナジロヒメウは一夫一婦制であり、繁殖の際にはコロニーを形成する。たいていの場合、コロニーは小さい。イワトビペンギンやマユグロアホウドリなどのコロニーがすぐそばにある。巣は海草や泥でつくられる。メスは2〜4個の卵を産む。孵化にはおよそ5週間ほどかかり、孵化した雛は両親によって世話される。卵や雛はナンキョクオオトウゾクカモメやサヤハシチドリなどの捕食動物によってねらわれることが多い。
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