シロフクロウ
基本データ
- 和名:シロフクロウ
- 学名:Bubo scandiacus
- 英名:Snowy Owl
- 分布:アラスカ、カナダ、ユーラシア大陸
- 全長:53〜66cm
- 体重:1.8〜2.3kg
- えさ:レミング、ネズミ類
特徴
シロフクロウのオスの羽衣はほとんど真っ白だが、背面に褐色の横縞がある。メスは同じように白いが、背面の横縞が多くて、頭のてっぺんにも班模様がある。羽色が雌雄で著しく異なるのもフクロウ類では珍しいことである。眼はオレンジ色をしている。足や指は羽毛で覆われているのが特徴的である。
エサ
主食はレミングやネズミ類である。魚や両生類、カニ、昆虫を食べることもある。狩りを行なうのはほとんど夜明けや日暮れ時であるが、日中にも狩りをする。
繁殖
シロフクロウは一夫一婦制である。つがいは生涯をともにする。メスは3〜5個の卵を産卵する。抱卵に要する期間はおよそ1ヶ月ほどであり、メスが抱卵する。オスはメスや雛のために狩りをするのである。孵化後、雛はおよそ25日間ぐらい過ぎると離巣し始める。その後も1ヶ月ぐらい、幼鳥は親鳥と一緒に過ごす。
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