シロガシラトビ
基本データ
- 和名:シロガシラトビ
- 学名:Haliastur indus
- 英名:Brahminy Kite
- 分布:アジア南部、オーストラリア
- 全長:45〜50cm
- 体重:325〜650g
- えさ:死んだ魚、カニ
特徴
シロガシラトビの背面は栗色をしている。頸や頭部は白色であり、翼の先端は黒色だ。外観上、雌雄は似ている。また、シロガシラトビとトビは体の大きさが同じぐらいである。
エサ
主食は死んだ魚やカニなどである。カエルや昆虫などを食べることもある。
繁殖
繁殖の時期は地域によって異なる。まず、南アジアでは12月〜4月である。また、オーストラリアの南部では8月〜10月である。巣は皿のような形をしていて枝でつくられる。巣の底には葉っぱが敷き詰められる。ほとんど樹上に巣がつくられるが、ごくたまに地面の上につくられることもある。メスは2個の薄い白色をした卵を産卵する。抱卵はメスのみが行なうと考えられている。抱卵の最中は、オスが食物を巣に運ぶ。抱卵の期間はおよそ26〜27日間である。
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