シロビタイジョウビタキ
基本データ
- 和名:シロビタイジョウビタキ
- 学名:Phoenicurus phoenicurus
- 英名:Common Redstart
- 分布:ヨーロッパ
- 全長:14cm
- 体重:15g
- えさ:昆虫、無脊椎動物
特徴
シロビタイジョウビタキの背面と翼は青灰色をしている。尻はオレンジ色がかった赤褐色である。胸とわき腹は赤褐色だ。腹部と下尾筒は淡黄色をしている。顔と顎と喉は黒い。上頸は青灰色である。クチバシは黒い。眼は暗褐色である。脚と足は黒っぽい色をしている。メスの背面は褐色をしていて、尻は赤茶色をしている。尾羽の色はオスと同じである。下面はくすんだオレンジ色をしている。頭部は褐色である。幼鳥の羽衣は主に褐色であり、淡黄色の斑点模様がついている。
エサ
主食は昆虫や無脊椎動物である。果実も食べる。
繁殖
繁殖においては、木のうろや石の壁の裂け目などに営巣する。巣は木の枝や草、苔などを用いてつくり、巣の中には羽毛を敷く。巣作りはメスだけで行なわれる。メスは5〜7個の卵を産卵する。卵は青白い色をしていて、赤い班模様がついている。抱卵に要する期間はおよそ2週間ほどである。雌雄両方で雛の世話をする。雛の羽毛が生えそろうのは孵化後、18日間ぐらい過ぎた頃である。
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