シマフクロウ

基本データ

  • 和名:シマフクロウ
  • 学名:Bubo blakistoni
  • 英名:Blakiston's Fish Owl
  • 分布:日本、ロシア
  • 全長:60〜70cm
  • 体重:1.7〜2.3kg
  • えさ:魚類

特徴

シマフクロウはフクロウ類の中でも最大種のひとつである。背面は淡黄色であり、暗色の縞模様がついている。尾羽は白色であり、いくつかの暗色の帯模様が入っている。下面と喉は白色である。頭部には羽角がついている。クチバシは灰色であり、先端は黄色くなっている。眼はオレンジ色であり、目とくちばしの根元の間は白くなっている。雌雄の色は似ているが、メスはオスよりも大きい。幼鳥には班模様がある。

エサ

主食は魚類である。また、甲殻類や両生類、鳥類を食べることもある。

繁殖

繁殖の時期は2月から3月である。木のうろに営巣することがほとんどだが、たまに地上で産卵することもある。メスは2個の卵を産卵する。抱卵の役目はメスであり、それにはおよそ35〜37日間かかる。孵化した雛はおよそ35日間ほど過ぎると離巣する。その後も半年以上の間、若鳥は親鳥によって世話をされる。

その他

シマフクロウの英名は、このフクロウを最初に北海道で発見したイギリスの博物学者のトーマス・ブラキストンの名前にちなむ。


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