シュバシコウ

基本データ

  • 和名:シュバシコウ
  • 学名:Ciconia ciconia
  • 英名:White Stork
  • 分布:ヨーロッパ、アフリカ
  • 全長:1m
  • 体重:2.3〜4.4kg
  • えさ:昆虫、ミミズ、爬虫類、両生類

特徴

シュバシコウは大きめの鳥である。脚と頸、そしてクチバシが長い。オスのほうがメスよりも大きい。羽色は主に白色である。翼の先が黒くて、脚が赤い。こう彩は褐色か灰色である。

エサ

エサは季節や場所によっても異なる。主なエサは昆虫やミミズ、爬虫類、両生類などである。特に、ヨーロッパトノサマガエルやヨーロッパアカガエルなどの両生類や、ハタネズミ、モグラ、トガリネズミといった小さな哺乳類も食べる。狩りをするのは日中である。獲物が小さい場合は丸のみするが、大きめの獲物のときには飲み込む前に殺して引きちぎってしまう。

繁殖

メスは4個ほどの卵を産卵する。卵は白色をしているが、周りに付着している粘着質の物質のせいで汚く見えることもある。最初に一個卵がうまれるとすぐに抱卵が開始される。

その他

ヨーロッパの民話では、シュバシコウは幸運の先触れとして歓迎される。人間の親元に子供を運ぶとされているからである。


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