シチメンチョウ

基本データ

  • 和名:シチメンチョウ
  • 学名:Meleagris gallopavo
  • 英名:Wild Turkey
  • 分布:アメリカ合衆国、メキシコ
  • 全長:1〜1.5m
  • 体重:4.3〜8s
  • えさ:種子、ナッツ類、葉っぱ、バッタ、トカゲなど

特徴

シチメンチョウは、北米原産の鳥であり、キジ目の仲間の鳥の中では最も体重が重い。この鳥の脚は長い。オスは頭部が青色であり、目とクチバシの間の片側から垂れ下がる赤い肉睡がある。

生息地

生息地は開けた森林かサバンナである。シチメンチョウは樹木のてっぺん付近を飛行しながら止まり木を見つける。

習性

シチメンチョウはその体重の重さにもかかわらず、とてもすばしこい鳥である。また、用心深い性質もあって、危険を察知するとすぐに飛び立つか、走って逃げてしまう。

エサ

野生のシチメンチョウは雑食である。地上を歩き回ってエサを見つけるか、低木によじのぼってエサを探す。ドングリや木の実などを食べたり、ハシバミやトチの実、ヒッコリーなどもエサにする。また、両生類やトカゲやヘビのような爬虫類を食べることもある。

繁殖

野生において、シチメンチョウのオスは一夫多妻制である。そのため、オスはできるだけ多くのメスとつがう。繁殖の際に、オスはメスに対して自分の翼をひろげて見せびらかす。尾羽を扇状にひろげて肉睡を膨らませて歩く。この求愛誇示はとても有名である。繁殖の時期は3月か4月にはじまる。メスは草むらの窪みに産卵をする。メスが一度の産卵で産む卵は10〜14個である。一ヶ月ほどの間、抱卵が行なわれる。孵化した雛は、24時間以内に巣を離れていってしまう。


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