サンショクウミワシ

基本データ

  • 和名:サンショクウミワシ
  • 学名:Haliaeetus vocifer
  • 英名:African Fish Eagle
  • 分布:サハラ以南のアフリカ
  • 全長:63〜73cm
  • 体重:2〜3.5kg
  • えさ:魚類

特徴

サンショクウミワシは大型の猛禽類である。外観上、雌雄は異なっている。まず、翼幅が雌雄で違う。メスのほうが翼幅が大きい。体の色については、体全体は褐色であり、翼は黒色である。頭部と胸部、そして尾羽については白色であり、羽の無い顔の部分は黄色である。眼は濃い褐色をしている。クチバシは鉤状になっていて、腐肉をあさるのに適している。

エサ

主食は魚類である。木の枝にとまって水面にいる魚を探し、獲物が見つかると飛び掛っていって、カギヅメを使って獲物をつかむ。

繁殖

繁殖の時期は乾季である。サンショクウミワシは一夫一婦制だ。巣は大きな木に作られる。メスは1〜3個の卵を産卵する。卵は白色で赤っぽい色の班模様がついている。抱卵は主にメスの役目だが、メスが食料を探しに行っている時には、オスが抱卵を行なう。抱卵の期間はおよそ42〜45日間である。孵化した雛の羽毛が生えそろうのには70〜75日間かかる。

その他

サンショクウミワシの鳴き声は、アフリカにおいて野生的な鳴き声として有名であり、カモメのような鳴き声として知られている。


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