サボテンミソサザイ

基本データ

  • 和名:サボテンミソサザイ
  • 学名:Campylorhynchus brunneicapillus
  • 英名:Cactus Wren
  • 分布:アメリカ合衆国
  • 全長:18cm
  • 体重:35〜45g
  • えさ:

特徴

サボテンミソサザイはミソサザイ科の中では大型の種である。背面には縦縞模様が密に入っている。胸はくすんだ白色をしていて斑点模様がつく。白色の眉線はとても目立つ。クチバシは長くて先端が尖っている。雌雄の外見は似ている。

エサ

主食は昆虫である。アリやカブトムシ、バッタ、ハチなどをよく食べる。また、種子や果実、小型の爬虫類やカエルなども食べる。

繁殖

繁殖の時期は2月から3月である。サボテンミソサザイは一夫一婦制である。サボテンの隙間に営巣する。巣は大きな袋のような形をしていて、巣の中には羽毛や獣毛などを敷く。巣の脇に入り口があって、捕食動物が巣を狙おうとしても、サボテンの棘があるため容易に巣を攻撃できないようになっている。メスは3〜6個の卵を産卵する。抱卵に要する期間はおよそ2週間ほどである。雛は約3週間ぐらいで離巣するが、その後も雛は食料について親鳥に依存する。


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