レンカク
基本データ
- 和名:レンカク
- 学名:Hydrophasianus chirurgus
- 英名:Pheasant-tailed Jacana
- 分布:東南アジア、インドネシア、中国、台湾
- 全長:31〜58cm
- 体重:125〜200g
- えさ:昆虫、無脊椎動物
特徴
レンカクは繁殖期とそれ以外で羽衣の色が異なる。繁殖期においては、羽衣は黒色であり、頭部と頸の前方部分は白色である。頸の後ろは金色をしている。足は灰色である。繁殖期以外は、長い尾羽が無い。下面は白色であり、胸や頸の部分は茶色になる。頸の脇は金色である。
エサ
主食は昆虫や無脊椎動物などである。水面に浮かぶ水草から、これらの食料をとって食べる。浮き草の上で生活することがほとんどである。
繁殖
繁殖の時期は3月から6月である。レンカクは一雌多雄制である。メスは一度の繁殖で4羽までのオスとつがう。メスは10個ほどの卵を産卵する。抱卵や雛の世話はオスの役目である。抱卵の期間はおよそ24〜26日間である。孵化した雛は数時間のうちに、歩いたり、泳いだり、自分で食料を見つけて食べることができるようになる。オスは雛が完全に独り立ちするまで、雛をまもったり、食料を与えたりなどして世話をする。
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