オオヅル
基本データ
- 和名:オオヅル
- 学名:Grus antigone
- 英名:Sarus Crane
- 分布:インド、東南アジア、オーストラリア
- 全長:120〜140cm
- 体重:6.5kg
- えさ:雑食性
特徴
オオヅルはツル類の中でも大きな種である。羽衣は灰色である。頭部は赤色をしていて、冠羽は灰色である。クチバシは長くて先端が尖っている。脚はピンク色をしている。
エサ
オオヅルは浅瀬や野原で採食する。雑食性であり、昆虫や水生植物、魚類、カエル、甲殻類、植物の種子などを食べる。たまに水蛇を攻撃することもある。
繁殖
オオヅルの雌雄のつがいの絆は強い。繁殖の際の巣は何度も再利用されることがよくある。メスは1〜3個の卵を産卵する。抱卵は雌雄両方の役目であり、それにはおよそ31日間かかる。卵は白色をしている。孵化後の雛は数日間ほど、親鳥から食料を与えられるが、それを過ぎると自分で食べ物を食べることができるようになる。幼鳥は3ヶ月以上、親鳥と一緒に過ごす。
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