オオサイチョウ

基本データ

  • 和名:オオサイチョウ
  • 学名:Buceros bicornis
  • 英名:Great Hornbill
  • 分布:ネパール、インド、スマトラ、インドネシア
  • 全長:100〜120cm
  • 体重:1.2kg
  • えさ:果実

特徴

オオサイチョウはサイチョウ科の最大種である。クチバシの上には黄色い巨大なかぶと状の突起がついている。この突起が何の役に立っているのかはわかっていない。羽衣は主に黒色である。頸のあたりは白くなっている。雌雄は似ているが、こう彩の色が異なる。メスのこう彩は白っぽい色をしている。オスのこう彩は赤い。

エサ

主食は果実である。昆虫やトカゲ、ヘビ、小さな哺乳類も食べる。

繁殖

繁殖にあたっては、木のうろに営巣する。雌雄が一緒になって巣の入り口をふさぐ。メスは1〜2個の卵を産卵する。抱卵はメスの役目であり、それにはおよそ38〜40日間かかる。孵化した雛のクチバシにはかぶと状の突起はついていない。


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