オオルリチョウ
基本データ
- 和名:オオルリチョウ
- 学名:Myophonus caeruleus
- 英名:Blue Whistling-thrush
- 分布:ラオス、マレーシア、ミャンマー、ネパール、パキスタン、タジキスタン、タイ、トルクメニスタン、ベトナム、アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、カンボジア、中国、インド、インドネシア、カザフスタン
- 全長:29〜35cm
- 体重:125〜225g
- えさ:昆虫、無脊椎動物
特徴
オオルリチョウの羽衣は主に青黒色をしている。額から冠羽の脇にかけて青紫色の班模様がついている。眼とくちばしの根元の間は黒い。胸の上部分と腹部はくすんだ青色である。翼と尾羽は藍色だ。クチバシと脚と足は黒色である。眼は暗褐色をしている。メスはオスに似ているが、メスの羽衣は色がくすんでいる。
エサ
主食は昆虫や無脊椎動物である。甲虫やアリ、バッタ、ナメクジ、カタツムリ、甲殻類などさまざまなものを食べる。
繁殖
繁殖においては、崖の岩棚や木のうろに椀型の巣をつくる。巣作りは雌雄で行なわれる。一度作られた巣は何年にもわたって再利用されるが、それは同じつがいによるとは限らない。メスは3〜4個の卵を産卵する。卵は青白い色をしていて暗色の模様がついている。抱卵や雛の世話は雌雄両方の役目である。
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