オニオオハシ

基本データ

  • 和名:オニオオハシ
  • 学名:Ramphastos toco
  • 英名:Toco Toucan
  • 分布:ボリビア、ペルー、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル
  • 全長:61cm
  • 体重:500〜850g
  • えさ:果実

特徴

オニオオハシはオオハシ類の中では最大種のひとつである。羽衣は主に黒色である。喉と胸は白色である。眼は青くて、眼のまわりの裸域も青色だ。その青色の裸域はオレンジ色でふちどられている。クチバシは巨大であり、色は黄色がかったオレンジ色をしている。クチバシの基部は黒くて、先端には大きな班模様がある。クチバシはとても重そうに見えるが、実際は軽い。クチバシの中が中空だからである。雌雄は似ている。オスはメスよりも大きい。幼鳥は成鳥よりも色がくすんでいて、クチバシが小さい。

習性

木々の密生した雨林ではなく、広々とした環境を好む。これはオオハシ類では珍しい。小さな群れをなして生活している。

エサ

主食は果実である。昆虫やカエル、爬虫類、鳥の雛や卵なども食べる。

繁殖

繁殖においては木のうろに営巣する。メスは2〜5個の卵を産卵する。雌雄両方で抱卵を行なう。抱卵の期間は二週間ほどである。


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