オニカッコウ
基本データ
- 和名:オニカッコウ
- 学名:Eudynamys scolopaceus
- 英名:Asian Koel
- 分布:インド、スリランカ、中国
- 全長:39〜46cm
- 体重:225g
- えさ:果実
特徴
オニカッコウのオスの羽衣は青みがかった黒色をしている。翼は短いが、尾羽はかなり長い。クチバシは下方向にカーブしている。眼は明るい赤色である。脚と足はくすんだ灰色をしている。メスの羽衣は褐色であり、クリーム色の班模様がある。下面は白色であり、暗褐色の帯が走る。尾羽は暗灰色と白色のまだらになっている。冠羽は褐色だ。クチバシは薄い緑色をしている。眼は赤色である。幼鳥はメスに似ているが、眼が暗色である。
習性
用心深い鳥である。樹上性であり、あまり発見されることは無い。
エサ
主食は果実である。昆虫や毛虫を食べることもある。
繁殖
托卵性であり、カラス類やムクドリ類、コウライウグイス類、オウチュウ類などの巣に産卵する。オニカッコウの卵はカラスの卵に似ていて、仮親が産んだ卵より小さい。
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