ニオイガモ

基本データ

  • 和名:ニオイガモ
  • 学名:Biziura lobata
  • 英名:Musk Duck
  • 分布:オーストラリア
  • 全長:55〜66p
  • 体重:1.5〜2.4s
  • えさ:

特徴

ニオイガモは体のがっしりした鳥である。体の後方に大きな足があって、その足には水かきがついている。尾羽は扇のような形をしている。

繁殖

繁殖は6月頃からはじまる。繁殖にあたっては、オスはメスをひきつけようとして、オスの羽衣からは不快な香りが発せられる。また、オスのクチバシの下はコブのように膨れ上がる。このコブは鳴き声を大きくさせるための装置ではなくて、単に見せびらかすためのものらしい。オスは巣作りや雛の世話を一切やらない。それらはメスの役目である。巣が作られるのは、水際の茂みの中や木の切り株などである。メスは10個ほどの卵を産卵する。たいていの場合、孵化して生き残るのは一羽か二羽ほどである。孵化後数日過ぎると、雛は泳いだり潜ったりできるようになる。数ヶ月ぐらいは、幼鳥は親鳥のそばにくっついている。


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