ニジキジ
基本データ
- 和名:ニジキジ
- 学名:Lophophorus impejanus
- 英名:Himalayan Monal
- 分布:アフガニスタン、パキスタン、チベット、ミャンマー
- 全長:63〜72p
- 体重:1.5〜2.5s
- えさ:種子、昆虫の幼虫など
特徴
ニジキジは、キジ科の仲間の鳥の中では比較的大きなサイズの鳥である。アジアの森林の中で最も美しい鳥のひとつである。オスには冠羽があって、胸部が黒色であり、尾羽は栗色っぽい褐色になっている。この冠羽は金属的な光沢のある緑色をしている。背中と頸の両側面は赤銅色になる。メスは喉の部分が白くて、羽衣は褐色であり班模様がある。オスとくらべると外観が地味なのが特徴である。地味なのは、抱卵のときに体を隠すのに都合がよい。
エサ
主なエサは種子や昆虫の幼虫などである。地面を25pも掘ってエサをとることもある。
繁殖
繁殖の時期は4〜6月である。メスは3〜5個の卵を産卵する。抱卵はメスの役目であり、約27日間抱卵が行なわれる。
豆知識
ニジキジはネパールの国鳥である。
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