ナイルチドリ

基本データ

  • 和名:ナイルチドリ
  • 学名:Pluvianus aegyptius
  • 英名:Egyptian Plover
  • 分布:アフリカ中部、西部、北東部
  • 全長:19〜21cm
  • 体重:75〜90g
  • えさ:昆虫

特徴

ナイルチドリは外観がとてもよく目立つ。頭部には縞がある。胸には黒色の帯が走る。背面は灰色をしていて、下面は黄色である。長い脚は青みがかった灰色をしている。

エサ

主食は昆虫である。水場の近くに小さな群れをつくって採食することが多い。

繁殖

ナイルチドリにはほかの鳥に見られない繁殖の仕方がある。親鳥は産卵された卵を砂で覆ってしまうのである。こうすることによって、捕食者が卵を発見しにくかったり、卵の温度を調節するとも考えられている。暑い日には、親鳥は水浴びをして羽を濡らして、巣に戻ってから卵や雛に濡れた羽をつけることによって、温度を下げることもする。孵化した雛はすぐに離巣するが、完全に独り立ちするまではおよそ1ヶ月間ほどかかる。抱卵をするのは雌雄両方の役目である。


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