ナゲキバト
基本データ
- 和名:ナゲキバト
- 学名:Zenaida macroura
- 英名:Mourning Dove
- 分布:北米
- 全長:30cm
- 体重:125g
- えさ:種子
特徴
ナゲキバトはほっそりとした体つきをしている。羽衣は灰褐色である。翼には黒色の班点模様がある。眼は暗色をしていて、そのまわりには裸域がある。オスの頸の脇にはピンク色の模様がついている。オスの冠羽は青みがかった灰色をしている。雌雄は似ているが、メスのほうが茶色っぽい色である。
エサ
主食は種子である。たまにカタツムリや昆虫を食べる。繁殖期以外は群れをなして暮らし、かたまって眠る。
繁殖
繁殖においては、オスがメスを繁殖地に連れていく。メスは巣作りをする。巣の材料としては小枝や針葉樹の針などがつかわれる。メスは2個の卵を産卵する。抱卵は雌雄両方の役目であり、オスが日中に抱卵して、メスが夜間にそれを行なう。抱卵の期間はおよそ2週間である。孵化した雛は産毛で全身が覆われている。雛の羽毛が生えそろうのには10日間以上かかる。
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