ナベコウ

基本データ

  • 和名:ナベコウ
  • 学名:Ciconia nigra
  • 英名:Black Stork
  • 分布:ユーラシア温帯域および南部、アフリカ南部
  • 全長:95〜100cm
  • 体重:3kg
  • えさ:カエル、サンショウウオ、ウナギ

特徴

ナベコウは大型の鳥であり体つきががっしりしている。体そのものはコウノトリと似ている。首とクチバシ、脚は長い。尾羽は短く、翼は幅広い。体は全体的に黒いが、場所によっては光沢のある緑色や紫色を帯びている箇所がある。胸と腹部は白色である。クチバシと脚は緋色であるが、それは繁殖期になるとより濃い色になる。冬にはクチバシと脚は褐色になる。

雌雄で体色の違いは見られないが、オスはメスよりも体が大きい。

習性

ナベコウは用心深い鳥であることが知られている。近縁種のコウノトリと違って、人間との接触を避けるという性質をもつ。繁殖期以外は単独で暮している。

エサ

主な獲物はカエルやサンショウウオ、ウナギ、小さな爬虫類、魚などである。繁殖期になると魚をよく食べる。ナベコウは頭を下に下げながら獲物を探す。獲物を見つけると頭を突き出して、長いクチバシを使って捕まえる。

繁殖

繁殖が行なわれるのは4月の終わりか5月の初めである。巣は木の枝や泥を使って作られる。オスが巣をどこに作るか決めて、木の枝や泥を集めてくる。その後、メスはその集まった巣の材料を使って巣を作る。

その巣は毎年、再利用されることが多い。メスは3〜5個の卵を産卵する。卵は白くて楕円形をしている。抱卵に要する期間はおよそ1ヶ月間である。抱卵は両親によって行なわれるが、メスが主体になる。

孵化後、幼鳥の羽毛が生えそろうには2ヶ月ほどかかる。羽毛が生え揃ったあとも若鳥は親鳥にめんどうを見てもらわなければならず、完全に成熟するには3〜5年の月日がかかる。


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