モモグロカツオドリ
基本データ
- 和名:モモグロカツオドリ
- 学名:Papasula abbotti
- 英名:Abbott's Booby
- 分布:東インド洋
- 全長:79cm
- 体重:1460g
- えさ:魚、イカ
特徴
モモグロカツオドリは珍しい鳥である。カツオドリの中でも数が最も少ない。クチバシの先端部が暗色になっている。クチバシ全体の色は雌雄で違いがあって、オスのクチバシは灰色であり、メスのそれはピンク色をしている。頭部と首、腹部の大部分が白い。翼は黒いが白い模様がついている。脚と足は青灰色をしている。幼鳥は成鳥のオスに似ている。
エサ
よく食べるのは魚やイカである。
繁殖
かつてはインド洋、太平洋ともに広範に見られる鳥だったが、現在ではモモグロカツオドリはクリスマス島でのみ繁殖をする。かつてクリスマス島の熱帯雨林のおよそ3割がリン採掘で破壊され、生息地の多くも失われつつある。繁殖周期が長く、大部分のつがいが3年おきにしか産卵しない。
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