モモアカノスリ
基本データ
- 和名：モモアカノスリ
- 学名：Parabuteo unicinctus
- 英名：Harris's Hawk
- 分布：アメリカ合衆国、中米、南米
- 全長：48〜56cm
- 体重：725〜1000g
- えさ：鳥類、トカゲ、哺乳類
特徴
モモアカノスリの体は全体的に濃褐色をしている。翼は赤褐色である。脚は明るい黄色をしている。雌雄で比較すると、メスはオスよりも体のサイズが大きい。幼鳥は淡黄色の縞模様があって、成鳥よりも体の色が明るい。
エサ
主食は鳥類やトカゲ、哺乳類や大型の昆虫などである。猛禽類は単独で行動することが多いのだが、モモアカノスリは群れをつくる傾向がある。狩りの際には2〜6羽の群れをつくるといわれる。これはモモアカノスリが生息する砂漠気候の環境に適応するためだと考えられている。
繁殖
繁殖の際には、低木やサボテンなどに巣を作る。巣はそれほど大きくなくて、木の枝や茎などが巣材として用いられ、巣の底面には葉っぱが敷かれる。巣作りをするのは主にメスの役割である。メスは2〜4個の卵を産卵する。抱卵もメスが行ない、それにはおよそ31〜36日間かかる。孵化した雛が成長して飛行できるようになるまでには、およそ45〜50日間かかる。
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