ミヤマジュケイ
基本データ
- 和名:ミヤマジュケイ
- 学名:Tragopan blythii
- 英名:Blyth's Tragopan
- 分布:ブータン、インド、ミャンマー、中国
- 全長:58〜70p
- 体重:2s
- えさ:種子、液果、果実、芽など
特徴
ジュケイ属の鳥の中で、このミヤマジュケイは最大のサイズである。オスの色は鮮やかである。オスは頭上と頬が黒色であり、頸と胸が赤色。腹部は灰色で、背中には黒白の班模様がある。体の側面には白色の班模様がついている。メスはオスほどは華やかな色はしていない。繁殖のときにオスを体色によってひきつける必要がないからである。
生息地
夏の間は峡谷や丘陵の森林で生息し、冬になると標高の低い土地へ移動する。
エサ
主なエサは種子や液果、果実、芽などであり、無脊椎動物やカエルなども食べるようである。
繁殖
繁殖の時期は四月に始まる。オスはメスをひきつけるために派手な求愛を行なう。メスは2〜5個の卵を産卵する。抱卵の期間はおよそ28日ほどである。孵化したばかりの雛は、メスと似た外観をしている。
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