ミヤコドリ

基本データ

  • 和名:ミヤコドリ
  • 学名:Haematopus ostralegus
  • 英名:Eurasian Oystercatcher
  • 分布:ユーラシア大陸
  • 全長:40〜45cm
  • 体重:450〜650g
  • えさ:二枚貝、カニ、ミミズ

特徴

ミヤコドリの羽衣は黒と白である。クチバシは頑丈であり、オレンジ色をしている。眼は赤くて、眼のまわりは赤く縁取られている。脚と足はピンク色をしている。幼鳥の羽衣はより褐色っぽい色をしていて、クチバシの色は薄い。雌雄は似ているが、オスのほうがメスよりも体つきがほっそりとしていて、クチバシが長い。

エサ

主食は二枚貝、カニ、ミミズ、昆虫の幼虫などである。

繁殖

繁殖は4月か5月に始まる。巣は地面を浅く掘ったものであり、石や貝殻で飾ることもある。メスは2〜5個の卵を産卵する。抱卵はおよそ24〜35日間続く。孵化した雛は24時間以内に離巣する。雛の羽毛が生えそろうのにはおよそ33日間かかるが、そうした後も幼鳥は食料について親鳥の世話を受ける。幼鳥は6ヶ月間ほどは親鳥と一緒にいる。


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