ミミヒメウ

基本データ

  • 和名:ミミヒメウ
  • 学名:Phalacrocorax auritus
  • 英名:Double-crested Cormorant
  • 分布:北アメリカ
  • 全長:74〜89cm
  • 体重:1.5〜2.1kg
  • えさ:魚類、両生類、甲殻類

特徴

ミミヒメウはウ科の中では大型の水鳥である。頸が長く、水かきは発達している。クチバシの先端が鉤状になっている。雌雄で外観上の違いは無い。羽の色は黒色であって緑色の光沢がある。背面は褐色になっていて黒色のうろこ模様がついている。クチバシの根元の周辺は裸域になっていてオレンジ色である。

エサ

主なエサは魚類であるが、両生類や甲殻類を食べることもある。エサを求めて水中を潜る。

繁殖

繁殖の際にはコロニーが形成される。オスは求愛行動のひとつとして水中でダンスを行なったり、雛に巣の材料をプレゼントする。木の枝や海草でできた巣を樹上や、岩の裂け目などにつくる。メスは3〜5個の卵を産卵する。雌雄両方でおよそ一ヶ月間抱卵を行なう。孵化した後に、両親は雛にエサをやったり世話をする。雛の羽毛が生えそろうのには35〜40日間かかる。


HOMEペリカン目>ウ科>ミミヒメウ
inserted by FC2 system