マガン


基本データ

  • 和名:マガン
  • 学名:Anser albifrons
  • 英名:Greater White-fronted Goose
  • 分布:北極圏
  • 全長:64〜78p
  • 体重:2〜3kg
  • えさ:種子、穀類、茎、根など

特徴

マガンの体は全体的に灰色がかった色をしている。尾は黒色であり、尻は白色。尾の先端には白色の縞があり、脚と足はオレンジ色をおびた黄色をしている。マガンの英名は、クチバシの周りが白色をしていることに由来して名付けられている。クチバシはピンクがかった黄色をしている。

Head of White-Fronted Goose (Anser Albifrons), Alaska, USA
Head of...
Tom Walker
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エサ

冬になると、種子や穀類などが主なエサになる。繁殖の時期には木の茎や根などが重要な栄養源になる。また、マガンは無脊椎動物などを食べることもある。

繁殖

繁殖が行なわれるのは、ツンドラの低地の湖や河川のそばである。メスは3〜6個の卵を産卵する。抱卵に要する期間は22〜27日ほどである。孵化した雛はすぐに歩いたり泳いだりすることができるようになる。雛は自分でエサを食べることができるが、雌雄両方の親鳥が雛の世話をする。45日ほどたつと、幼鳥は飛べるようになるが、少なくとも最初の一年間は親鳥と一緒に過ごす。数年の間、家族一緒にいることもある。


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