キュウカンチョウ
基本データ
- 和名:キュウカンチョウ
- 学名:Gracula religiosa
- 英名:Common Hill Myna
- 分布:インド、東南アジア、中国
- 全長:27〜31cm
- 体重:200g
- えさ:果実、花蜜、昆虫
特徴
キュウカンチョウの羽衣は全体的に黒くて、緑色のつやがある。頭部と頸はわずかに紫っぽい色である。飛んだとき翼に白班があらわれるが、とまっているときにはそれは隠れている。クチバシと脚は明るい黄色である。上頸と眼の下に黄色い肉垂がある。雌雄は似ている。幼鳥のクチバシの色はくすんでいる。
習性
キュウカンチョウは人間の会話をふくめて様々な音の真似をすることができる。自然においては、隣で鳴く同種のキュウカンチョウの鳴き真似をすることはあっても、他種の鳥の鳴き真似はしないといわれている。
エサ
主食は果実や花蜜、昆虫などである。林冠部で採食する。
繁殖
繁殖期は9月から6月である。木のうろに営巣する。キツツキの古巣を利用することもある。メスは3〜4個の卵を産卵する。
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