クロワシミミズク
基本データ
- 和名:クロワシミミズク
- 学名:Bubo lacteus
- 英名:Verreaux's Eagle-owl
- 分布:サハラ以南のアフリカ
- 全長:60〜65cm
- 体重:1.7〜2.6kg
- えさ:哺乳類、爬虫類、鳥類
特徴
クロワシミミズクはフクロウ科の中で体の大きな種のひとつである。羽衣は薄い灰褐色をしている。喉は白色である。翼と尾羽は薄い褐色であり、灰色の帯模様がついている。羽角は灰褐色である。クチバシはクリーム色をしていて、根元の部分は青灰色である。眼は暗褐色だ。足はくすんだ褐色をしている。雌雄の色は似ているが、メスはオスよりも少しだけ大きい。
エサ
夜行性であり、昼間は止まり木の上にとまっていることが多い。夕暮れ時に狩りをし始める。ハリネズミやウサギ、マングース、小型のげっ歯類などを食べる。カエルやカブトムシ、コオロギなどを食べることもある。
繁殖
繁殖にあたっては、ワシやハゲタカ、カラスなどが作った古巣に営巣する。メスは2個の卵を産卵する。卵は丸くて白色をしている。抱卵はメスの役目であり、それにはおよそ38日間かかる。オスは狩りを行なって、メスや雛のところに食料を運ぶ。孵化した雛はおよそ9週間ほどで離巣する。
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