クロミヤコドリ
基本データ
- 和名:クロミヤコドリ
- 学名:Haematopus bachmani
- 英名:Black Oystercatcher
- 分布:北アメリカの太平洋岸
- 全長:43〜45cm
- 体重:550g
- えさ:無脊椎動物
特徴
クロミヤコドリの羽衣は全体的に黒色である。背面は少し褐色っぽい色をしている。クチバシは赤く、脚はピンク色をしている。こう彩は黄色であり、眼の周りは赤色で縁取られている。
エサ
主食は海にすむ無脊椎動物である。ムール貝、軟体動物、カニ、等脚類、フジツボなどを食べることもある。クチバシを使って貝殻をこじ開けて中の身を食べる。
繁殖
繁殖の際には、海岸沿いに巣をつくる。巣材としては、貝殻や小石が使われる。メスは2〜3個の卵を産卵する。抱卵にはおよそ26〜28日間かかる。孵化した雛は40日間ほどで羽毛が生えそろう。親鳥は最初のうちは食物を与えるが、やがて自分で獲物を見つけて捕獲できるように訓練していく。幼鳥は一年間ほど親鳥と一緒に行動して獲物のとり方を学んでいく。
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