クラハシコウ
基本データ
- 和名:クラハシコウ
- 学名:Ephippiorhynchus senegalensis
- 英名:Saddle-billed Stork
- 分布:サハラ以南のアフリカ
- 全長:1.4〜1.5m
- 体重:6kg
- えさ:魚類、カエル
特徴
クラハシコウはコウノトリの中でも体のサイズが大きい種である。雌雄で体の大きさが異なる。また、こう彩の色が雌雄で異なるのも重要である。メスのこう彩は金色がかった黄色であり、オスのこう彩は褐色である。羽色についてであるが、頭部と頸、背、翼、尾は黒い。それ以外の部分は白色である。幼鳥の羽色は褐色がかっている。クチバシは赤色であり、黒色の帯模様がついている。脚と足は黒色である。
エサ
主なエサは魚類やカエルなどである。小さな鳥や爬虫類などを食べることもある。
繁殖
巣は樹上につくられる。繁殖にあたっては、コロニーは形成されず、つがいのペアで繁殖が行われるだけである。メスは1〜2個の白色の卵を産卵する。抱卵の期間はおよそ30〜35日間である。孵化した雛は100日ほどたつと羽毛が完全に生えそろう。
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