コシグロペリカン

基本データ

  • 和名:コシグロペリカン
  • 学名:Pelecanus conspicillatus
  • 英名:Australian Pelican
  • 分布:オーストラリア、タスマニア
  • 全長:1.6〜1.8m
  • 体重:4〜7kg
  • えさ:魚類、甲殻類

特徴

コシグロペリカンはペリカン科の鳥の中では標準的なサイズの鳥である。ピンク色のクチバシは大きい。淡い黄色か薔薇色の喉袋がある。繁殖の時期には喉袋が緋色に変わる。冠羽は灰色であり、脚と足は灰青色をしている。

エサ

主なエサは魚類であるが、そのほかにも色々なものを食べる。甲殻類やオタマジャクシ、亀などを食べることもある。

繁殖

繁殖の時期については場所によって異なる。熱帯の地域では冬に始まり、オーストラリア南部では春の終わりに始まる。巣は地上にある底の浅い窪みにつくられる。繁殖においてはコロニーが形成される。メスは1〜3個の卵を産卵する。卵が孵化すると体の大きい雛により多くのエサが与えられ、小さな雛は飢餓によって死んでしまう。孵化して最初の二週間は、雛は親鳥によって吐き出されたものをエサとして与えられるが、その後二ヶ月は、魚類や無脊椎動物などを与えられる。


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