コオリガモ


基本データ

  • 和名:コオリガモ
  • 学名:Clangula hyemalis
  • 英名:Long-tailed Duck
  • 分布:ユーラシア、北アメリカの極北部
  • 全長:36〜60p
  • 体重:800〜950g
  • えさ:軟体動物、甲殻類

特徴

コオリガモのオスには長くて尖った尾がついている。これはこの種の際立った特徴のひとつといえる。オスのクチバシは灰色をしていて、ピンク色の帯模様が走る。体全体は白色だが、胸部は暗い色をしている。メスは背中が茶色をしていて、オスほど尾は長くない。冬になると、メスの頭部と頸は白色になる。

Long-Tailed Duck (Clangula Hyemalis) Male Leaning Forward in Water, Iceland
Long-Tailed Duck...
Markus Varesvuo
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習性

コオリガモには群居性があり、冬や渡りのときには大きな群れをつくる。

エサ

主なエサは軟体動物や甲殻類、小さな魚などである。たいていは水面のエサを食べるが、60メートルの深さにまで潜ることも可能であるといわれている。

繁殖

繁殖のときに、オスはメスに対して求愛を行なう。オスは頭部を振ったり、後ろ向きになって尾羽を強調したりする。巣は池や湖のそばの地面につくられる。抱卵をするのはメスの役目である。


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