コオバシギ

基本データ

  • 和名:コオバシギ
  • 学名:Calidris canutus
  • 英名:Red Knot
  • 分布:カナダの北極圏、シベリア
  • 全長:23〜25cm
  • 体重:150g
  • えさ:クモ、節足動物

特徴

コオバシギの体つきはふっくらとしている。繁殖期とそれ以外で体の色が異なる。冬羽は灰色であり、下面は白い。繁殖期になると、顔と背面は赤レンガ色になり、下面には栗色の班模様がつく。

習性

群れを作る性質がある。渡りの間には特に大きな群れを作る。コオバシギは鳥類の中でも長距離を渡る1種であるとされる。

エサ

主食はクモや節足動物などである。二枚貝や巻貝を食べることもある。

繁殖

繁殖においては、小さな窪みに巣をつくる。メスは3〜4個の卵を産卵する。両親が抱卵をし、雛の世話をする。抱卵の期間はおよそ22日間ほどである。孵化してすぐの雛はもうすでに体が産毛で覆われていて、それは保護色のような色をしている。雛と親鳥は一緒に巣を離れて食料を探しに出かける。


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