コチョウゲンボウ

基本データ

  • 和名:コチョウゲンボウ
  • 学名:Falco columbarius
  • 英名:Merlin
  • 分布:ユーラシア、北米
  • 全長:24〜32cm
  • 体重:175〜225g
  • えさ:小鳥、昆虫

特徴

コチョウゲンボウは小さめの鳥であるが、ほかのハヤブサ科の小型な種類のものとくらべると、体つきは頑丈でがっしりとしたつくりになっている。外観上、雌雄には違いがある。オスの背中は青みがかった灰色をしていて、腹部はクリーム色で黒色の縦縞模様がついている。一方、メスの背中は褐色であり、腹部はクリーム色だが、縞模様は褐色である。

エサ

飛ぶ速度がはやくて、機敏な動きが得意な鳥である。主食は小鳥だが、大型の昆虫を食べることもある。

繁殖

繁殖の時期はおおよそ五月である。コチョウゲンボウは一夫一婦制だ。巣については自分たちでも作るが、他の鳥の古い巣を使うこともある。メスは3〜6個の卵を産卵する。抱卵の役目は主にメスが担い、それには28〜32日間かかる。オスはメスが抱卵しているときに狩りをするのである。孵化した雛は30日間ほどで羽毛が生えそろうが、巣立ちするにはそれから後1ヶ月ほどかかる。


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