コビトウ
基本データ
- 和名:コビトウ
- 学名:Phalacrocorax pygmeus
- 英名:Pygmy Cormorant
- 分布:ユーラシア
- 全長:44〜55cm
- 体重:750g
- えさ:魚類
特徴
コビトウはウ科の鳥の中では最小種である。コビトウの羽衣は黒色であり、頸が青銅色をしている。尾羽は長く、クチバシは短くて分厚い。外観上、雌雄は似ているが、幼鳥は色があせていて、どちらかというと褐色がかった色をしている。
エサ
主なエサは魚類である。低い枝から水中に向かって潜水していき、コイ類やカワカマス類などを捕まえる。
繁殖
コビトウは、低木の上に草や枝を集めた巣をつくる。メスは3〜6個の卵を産卵する。雌雄は27〜30日間にわたって抱卵を行なう。幼鳥は飛べるようになる前に巣立ちする。およそ10週間ほどたつと、羽毛がはえそろう。
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