キマユアメリカムシクイ
基本データ
- 和名:キマユアメリカムシクイ
- 学名:Dendroica fusca
- 英名:Blackburnian Warbler
- 分布:カナダ、アメリカ合衆国
- 全長:13cm
- 体重:10g
- えさ:昆虫
特徴
キマユアメリカムシクイのオスの背面は暗灰色をしていて、翼には白色の帯模様が入る。尻は黄色っぽい。冠羽は暗褐色である。下面は白色である。頭部には黄色と黒の模様が入る。喉はオレンジ色である。オスの夏羽には頭部の模様が入らない。メスの羽衣はオスとくらべるとぼやけている。メスには薄い黄土色の眉線があり、頭部の脇は薄いオレンジ色をしている。下面は灰色がかったオリーブ色である。幼鳥はメスよりも色がはっきりとしない。
エサ
主食は昆虫である。樹冠で獲物を探したり、飛んでいる昆虫を食べたりする。冬になると果実も食べるようになる。
繁殖
繁殖においては、つがいごとに分かれて小枝や地衣類などを使って巣をつくる。巣は椀型をしていて、巣の中には樹皮や細根などを敷く。メスは4〜5個の卵を産卵する。抱卵はメスの役目である。雛の世話は雌雄両方で行なわれる。
その他
キマユアメリカムシクイの英名は、イギリスの植物学者にちなんで名づけられた。
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