キジバンケン
基本データ
- 和名:キジバンケン
- 学名:Centropus phasianinus
- 英名:Pheasant Coucal
- 分布:オーストラリア、インドネシア、パプアニューギニア
- 全長:50〜70cm
- 体重:200〜500g
- えさ:昆虫
特徴
キジバンケンはその名前の通り、外観がキジに似ている。尾羽は長くて、翼は丸くなっている。繁殖期には、頭部と頸は黒色であり、背面は赤褐色をしていて、黒色の尾羽はオレンジ色のまだら模様がつく。繁殖期以外の時期においては、頭部と背面は赤みがかった栗色になり、下面は褐色になる。眼は赤色である。雌雄の外見は似ているが、メスはオスよりも体が大きい。幼鳥は成鳥とくらべると体の色がくすんでいる。
エサ
食べ物は地面でとる。大型の昆虫やカエル、トカゲなどを食べる。小さな哺乳類を食べることもある。
繁殖
キジバンケンのつがいは生涯をともにする。茂みに巣をつくり、巣のまわりには葉っぱを敷く。メスは2〜5個の卵を産卵する。抱卵は主にオスの役目であり、メスはその手助けをする。
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