カササギガン


基本データ

  • 和名:カササギガン
  • 学名:Anseranas semipalmata
  • 英名:Magpie Goose
  • 分布:オーストラリア北部、ニューギニア南部
  • 全長:75〜85p
  • 体重:2〜2.7s
  • えさ:水生の植物、種子など

特徴

カササギガンの頸と頭部は黒い。頭の上には目立つコブがついている。そのコブはオスのほうが大きく、また年をとるにつれて大きくなる。体の下部分は白色である。クチバシと脚はオレンジ色。

生息地

カササギガンが生息しているのは、沿岸から80km以内の氾濫原や沼沢地などである。たまに、幼鳥が沿岸から遠く離れた内陸部で見つかることもある。

エサ

大きな群れを作り、主に水生植物をエサにしている。

繁殖

繁殖の時期になると、カササギガンは湿原のそばに巣を作る。つがいは生涯をともにするが、オスは二羽のメスを相手にすることもある。二羽のメスが同じ巣を使うこともある。メスが産卵するのは大きな楕円形の白色の卵である。雌雄両方で抱卵をし、幼鳥の世話も一緒に行なう。ほかのカモ類と異なり、親鳥は口移しで雛に給餌する。


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