カラフトライチョウ
基本データ
- 和名:カラフトライチョウ
- 学名:Lagopus lagopus
- 英名:Willow Ptarmigan
- 分布:シベリア、アラスカ州(米国)、カナダ
- 全長:36〜43p
- 体重:525〜700g
- えさ:芽、昆虫
特徴
カラフトライチョウは、ライチョウ科の中ではサイズの小さな鳥である。雌雄ともに明るい赤色の肉睡がある。この肉睡は春と夏のほうが大きくなる。クチバシは黒色であり、眼球の虹彩は褐色である。足のカギヅメは暗褐色をしている。頭部と頸の部分は明るい栗色をしている。羽色は赤みをおびた褐色であり、冬になると白色にかわる。
生息地
カラフトライチョウが生息しているのは、ツンドラ地帯である。その他、北極圏の柳のある泥地にも生息する。
エサ
夏には花や植物の芽、昆虫などを食べ、冬になると柳やハンの木の枝や芽などを食べる。
繁殖
メスは7〜10個の卵を産卵する。メスが抱卵をしている間、オスは巣のまわりを守る。約3週間が過ぎると孵化し、それから雛の羽毛がはえそろうのには十日間ほどかかる。
豆知識
カラフトライチョウは、アラスカ州の州鳥である。
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