カンムリオオツリスドリ
基本データ
- 和名:カンムリオオツリスドリ
- 学名:Psarocolius decumanus
- 英名:Crested Oropendola
- 分布:パナマ、コロンビア、アルゼンチン
- 全長:34〜49cm
- 体重:150〜275g
- えさ:昆虫
特徴
カンムリオオツリスドリの羽衣は全体的に黒色をしている。尻と尾羽は栗色である。頭部は黒色である。円錐形のクチバシは淡黄色をしている。眼は青緑色である。脚と足は黒い。雌雄の外見は似ているが、メスはオスよりも小さくて色がくすんでいる。また、メスはオスよりも褐色の度合いが強い羽衣である。
エサ
主食は昆虫や種子、穀類、果実、花蜜などである。
繁殖
繁殖の時期は11月から4月である。コロニーを作って繁殖する。巣は籠の形をしていて、木の枝からつるす。巣の入り口は上にある。巣作りはメスの役目である。メスは1〜2個の卵を産卵する。卵は青灰色をしていて、暗色の斑点模様がついている。抱卵に要する期間は15〜19日間ほどである。孵化した雛はおよそ1ヶ月間ぐらいで羽毛が生えそろう。
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