カンムリウズラ

基本データ

  • 和名:カンムリウズラ
  • 学名:Callipepla californica
  • 英名:California Quail
  • 分布:アメリカ合衆国南西部
  • 全長:23〜27cm
  • 体重:150〜175g
  • えさ:種子、つぼみ、昆虫など

特徴

カンムリウズラは、ぽっちゃりとした体つきをした鳥である。米国のカリフォルニア州の州鳥でもある。頸は短く、頭部やクチバシは小さい。尾はかなり長くて四角い形をしている。

習性

カンムリウズラには群れを作る習性がある。冬には200から300羽からなる群れを作るといわれている。また、砂浴びをすることでも知られている。カンムリウズラは柔らかい地面の場所を選んで、地面に3センチほどの穴を掘って、そこで羽ばたくことによって砂浴びをするのである。砂浴びをする場所としては、日当たりのいい場所が好まれるようである。危険にさらされると、勢いよく飛び立つこともあるが、地面を走って逃げるのが普通である。

エサ

エサを見つけるのは主に地上である。主要なエサは種子や葉っぱであるが、液果や昆虫なども食べる。好物はソラマメなどのマメ科植物である。

繁殖

繁殖においては、オスはメスをめぐってほかのオスと争うこともある。カンムリウズラは一夫一婦制である。浅い窪みに枯れ葉や草を敷いて営巣する。メスはたいてい12〜16個の班模様のついたクリーム色の卵を産卵する。メスはおよそ三週間抱卵をする。孵化すると、雌雄両方で雛の世話をする。雛はおよそ一ヶ月の間地上で過ごすが、その後は他の群れの仲間と一緒に樹上のねぐらに移動する。


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