カンムリノスリ

基本データ

  • 和名:カンムリノスリ
  • 学名:Harpyhaliaetus coronatus
  • 英名:Crowned Solitary Eagle
  • 分布:ボリビア東部からパタゴニア北部
  • 全長:74〜81cm
  • 体重:2.95kg
  • えさ:哺乳類、鳥類、爬虫類

特徴

カンムリノスリは大型で強力な体をもった猛禽である。脚は長くて尾羽は短い。脚と足は黄色である。クチバシ全体は青みをおびていて、ろう膜は黄色である。

亜成鳥は成鳥より上面の褐色が濃くて、下部は淡黄白色をしていて暗色の縦縞が入る。

エサ

主食は中型のサイズの哺乳類や鳥類、爬虫類などである。魚や死肉をあさることもある。柵の杭や電柱の上などに止まって、獲物を見つけると急襲する。夜明けと夕暮れ時に一番活発になる。

習性

単独かつがいでいることがほとんどであえる。たまに、親鳥と幼鳥が一緒にいることもある。

繁殖

繁殖の時期は地域によっても異なる。アルゼンチンでは8月から10月に繁殖し、ブラジルでは7月から11月までに繁殖する。巣は樹上に木の枝を使ってつくられる。抱卵はメスによって行なわれ、オスは狩りをする。若鳥は70日間ほどで巣立ちをする。


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